- 中学一年生
- 中学二年生
- 中学三年生
- 高校一年生
- 高校二年生
- 高校三年生
中学一年生 | 活用のポイント | 活用の例 | |
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正の数・負の数 | 正の数と負の数の必要性と意味 | 通常の電卓と同じようにスティッキー内に数字や符号を入力すると、自動で四則演算の計算結果を出力してくれます。 | |
正の数と負の数の四則計算 | |||
正の数と負の数を用いて表すこと | |||
文字式 | 文字を用いることの必要性と意味 | 一次式を入力すると、自動的に四則演算の計算結果を出力します。また分配法則など、通常の電卓では表現できない計算のルールを教える際に活用できます。 | |
乗法と除法の表し方 | |||
一次式の加法と減法の計算 | |||
文字を用いた式に表すこと | |||
一元一次方程式 | 方程式の必要性と意味及びその解の意味 | SOLVE機能を使うことで、一元一次方程式の解を求めることができます。検算に活用可能です。または方程式の計算をする上で、右辺から左辺に移項させたり、右辺と左辺の項を入れ替えたりするコマンドを用いることで、等号が成立するために必要な計算のルールを学ぶのに活用できます。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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一元一次方程式を解くこと | |||
比例、反比例 | 関数関係の意味 | 比例や反比例のグラフなどはスライダー機能を用いることで、変数aの値が変われば、グラフの形が同時にどのように変わっていくかを簡単に確認することができるため、生徒たちがイメージをつかむのに最適です。 | |
比例、反比例 | |||
座標の意味 | |||
比例、反比例反比例の表、式、グラフ | |||
平面図形 | 基本的な作図の方法 |
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図形の移動 | |||
作図の方法を考察すること | |||
空間図形 | 直線や平面の位置関係 | 立体を作図する際に、色分けすることで求めさせたい体積の箇所を明示できます。線分の長さや角度、平行かどうかを指定することが可能なため、素早く正確な作図をすることができます。 | |
基本的な図形の計量 | |||
空間図形の構成と平面上の表現 | |||
データの分布の傾向 | ヒストグラムや相対度数の必要性と意味 | 統計計算機能を呼び出し、データをシートに入力することで、ヒストグラムを簡単に作成することができます。階級を間隔で調整すると、それに応じた度数がグラフ上に描かれるので、テストの点数結果や通学時間などの分布を自由に表現可能です。 | |
多数の観察や多数回の試行によって得られる確率の必要性と意味 |
※中学校学習指導要領(平成29年告示)解説に従う
中学二年生 | 活用のポイント | 活用の例 | |
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文字を用いた式の四則計算 | 簡単な整式の加減及び単項式の乗除の計算 | スティッキー内に文字式を入力すると、同類項を自動でまとめてくれます。EXPANDコマンドなどを用いることで式を展開することも可能です。項の整理で計算ミスを犯しがちな生徒に検算などで活用してもらうことができます。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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文字を用いた式で表したり読み取ったりすること | |||
文字を用いた式で捉え説明すること | |||
目的に応じた式変形 | |||
連立二元一次方程式 | 二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意味 | 二つの一次関数のグラフを描画し、その交点を求めることで、連立方程式の解を導くことができます。 | |
連立方程式とその解の意味 | |||
連立方程式を解くこと | |||
一次関数 | 事象と一次関数 | スライダー機能を使えば、傾きや切片の値を任意に変えることができるため、式が一次関数のグラフとどのように連動しているのか、そのイメージをつかむのに最適です。 | |
二元一次方程式と関数 | |||
一次関数の表、式、グラフ | |||
基本的な平面図形と平行線の性質 | 平行線や角の性質 | 対頂角や同位角、錯覚の学習をするにあたって、たとえば適当な平行線に斜線を引き、それぞれの角度を明示することで、どのようなパターンでも成立することを自らの目で確かめることができます。 | |
多角形の角についての性質 | |||
平面図形の性質を確かめること | |||
図形の合同 | 平面図形の合同と三角形の合同条件 | ①合同の条件である、(ⅰ)3組の辺がそれぞれ等しい、(ⅱ)2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい、(ⅲ)1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい、を実際に角度や線分の長さを確かめていくことで正しいことを確認できます。 ②作図した三角形の複製を回転させたり、鏡像を作ることで、合同な三角形を探す問題作成などに応用することができます。 | |
証明の必要性と意味及びその方法 | |||
データの分布の比較 | 四分位範囲や箱ひげ図の必要性と意味 | 統計計算機能を呼び出し、データをシートに入力することで、箱ひげ図を簡単に作成することができます。箱ひげ図をクリックすると、最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値を数値で表示します。複数の箱ひげ図を作成することで、たとえば各地の最高気温データの四分位範囲を比較することなどができます。 | |
箱ひげ図で表すこと | |||
場合の数を基にして得られる確率 | 確率の必要性と意味 | - | |
確率を求めること |
※中学校学習指導要領(平成29年告示)解説に従う
中学三年生 | 活用のポイント | 活用の例 | |
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平方根 | 平方根の必要性と意味 | APPROX機能を使うことで、平方根の近似値を求めることができます。平方根を2乗すると元の数に、また√64などの数値を入力すると自動的に8を返してくれます。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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平方根を含む式の計算 | |||
平方根を用いて表すこと | |||
式の展開と因数分解 | 単項式と多項式の乗法と除法の計算 | EXPAND機能を使えば式の展開を、FACTOR機能を使えば因数分解を出力できます。検算として活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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簡単な式の展開や因数分解 | |||
二次方程式 | 二次方程式の必要性と意味及びその解の意味 | SOLVE機能を使うことで、二次方程式の解を求めることができます。検算として活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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因数分解や平方完成して二次方程式を解くこと | |||
解の公式を用いて二次方程式を解くこと | |||
関数 y=ax2 | 事象と関数 | スライダー機能を用いることで、変数aの値ごとに、xに伴ってyがどのように変化するか、その具体的なイメージを確かめることができます | |
いろいろな事象と関数 | |||
関数 の表、式、グラフ | |||
図形の相似 | 平面図形の相似と三角形の相似条件 |
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相似な図形の相似比と面積比及び体積比の関係 | |||
平行線と線分の比 | |||
円周角と中心角 | 円周角と中心角の関係とその証明 | 円を作図し、円周上の点をポインターで移動させることで、円周角・中心角の性質を確認することができます。 | |
三平方の定理 | 三平方の定理とその証明 | 直角三角形を作図、頂点を動かし、各辺の長さの関係を調べることで、三平方の定理が常に成立することを確認することができます。 | |
標本調査 | 標本調査の必要性と意味 | - | |
標本を取り出し整理すること |
※中学校学習指導要領(平成29年告示)解説に従う
高校一年生(数学Ⅰ) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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数と集合 | 簡単な無理数の計算 | スティッキー内に平方根や立方根を入力すると、根号の簡略化や分母の有理化を自動的に出力してくれます。検算として活用することが可能です。 | |
集合と命題 | |||
式 | 式の展開と因数分解 | SOLVE機能を使うことで、一次不等式の解を求めることができます。検算として活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 |
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一次不等式 | |||
三角比 | 鋭角の三角比 | 直角三角形や円を作図することで、三角比の定義や各定理を学びながら、三角関数の計算機能を使って、実際に線分の比がその通りになることを確認することで、理解を深めていくことができます。 | |
鈍角の三角比 | |||
正弦定理・余弦定理 | |||
図形の計量 | 与えられた条件から線分の長さ、面積や体積を求めさせる問題の解答用に分かりやすい作図をすることができます。 | ||
二次関数 | 二次関数とそのグラフ | スライダー機能を利用して定数関数を描画し、定義域として視覚化することで、二次関数の最大・最小を求めることに活用することが可能です。 | |
二次関数の最大・最小 | |||
二次方程式・二次不等式 | |||
データの散らばり | 分散、標準偏差 | 統計計算機能を呼び出し、データをシートに入力することで、各種の統計値を出力することができます。また、散布図なども瞬時に描画できるため、相関関係を学習することに活用することが可能です。 | |
データの相関 | 散布図、相関係数 | ||
仮説検定の考え方 |
高校一年生(数学A) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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平面図形 | 三角形の性質 | 正確に作図することができ、また角度や線分の長さも厳密に指定できるため、三角形の五心や接弦定理、方べきの定理、ヘロンの公式、トレミーの定理、チェバの定理などを学習するのに活用することが可能です。 | |
円の性質 | |||
作図 | |||
空間図形 | 立体を作図する際に、色分けすることで求めさせたい体積の箇所を明示できます。線分の長さや角度、平行かどうかを厳密に指定することが可能なため、正多面体などを学習するのに活用することができます。 | ||
場合の数 | 数え上げの原則 | 順列、組合せの計算機能を使うことで、検算として活用することが可能です。 | |
順列・組合せ | |||
確率 | 確率とその基本的な法則 (余事象、排反、期待値) |
作図機能を使う際にオブジェクトとラベルのチェックを外すことで、ベン図を簡単に描くことができます。またテキストを図内に書き込めるため、余事象、排反事象、独立な試行、条件付き確率の説明に活用することが可能です。 | |
独立な試行と確率 | |||
条件付き確率 | |||
遊びの中の数学 (ユークリッドの互除法、二進法、平面や空間における点の位置) |
GCD機能を使うことで最大公約数を簡単に求めることができるため、生徒自ら作題し、大きな数の場合でもユークリッドの互除法が通用することを確かめることが可能です。また基数変換の検算として活用することも可能です。 |
※高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説に従う
高校二年生(数学Ⅱ) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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多項式の乗法・除法、分数式 (二項定理) |
SIMPLIFY機能を使うことで、分数式における因数分解と約分を自動的に行ってくれます。検算として活用することが可能です。また、二項定理の学習においても、EXPAND機能や総和Σ機能を使うことで、どんなパターンでも二項定理が成立することを確かめることができます。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 | ||
高次方程式など | 複素数と二次方程式 | SOLVE機能を使うことで、実数解を求めることができます。検算として活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 ※与式が虚数解のみを持つ場合は「NO SOLUTION」と表示されます。 |
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高次方程式 | |||
直線と円 | 点と直線 | 円の方程式を入力することで、瞬時に円を作図することが可能です。作図された円周上の点をクリックし、得られた座標の情報をもとに接線の方程式を描く学習に活用することが可能です。 | |
円の方程式 | |||
軌跡と領域 | スライダー機能を用いることで軌跡と領域がどう変化するかを具体的なイメージで表現することができます。 | ||
指数関数 | 指数の拡張 | 文字式を用いることで、指数の計算法則、有理数の指数の表現、対数の性質などを学習するのに活用することが可能です。指数関数と対数関数を入力すれば、それぞれのグラフを瞬時に描画します。 | |
指数関数 | |||
対数関数 | 対数 | ||
対数関数 | |||
角の拡張 | 単位円を作図し、動径を見ていくことで角の拡張を学習するのに活用することが可能です。 | ||
三角関数 | 三角関数 | 三角関数を入力すれば、それぞれのグラフを瞬時に描画します。Xの値が変化するごとに波の振幅がどのように変化するかを具体的なイメージで確かめることができます。 | |
三角関数の基本的な性質 | |||
三角関数の加法定理 (2倍角の公式、三角関数の合成) |
三角関数の計算機能を使うことで、それぞれの定理が常に正しいことを確認することができます。また単位円を作図することで、定理の証明を理解するのに活用することが可能です。 | ||
微分の考え | 微分係数と導関数 (関数の定数倍、和及び差の導関数) | 微分の計算機能を使うことで、指定した変数について与式を微分し、導関数を求めることができます。積分の計算機能を使うことで、指定した変数について、式を積分することができます。それぞれ検算として活用することが可能です。 ※不定積分を試みた場合、積分定数Cは表示されません。 | |
導関数の応用 | |||
積分の考え | 不定積分と定積分 | ||
面積 |
高校二年生(数学B) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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数列とその和 | 等差数列と等比数列 | 陽関数モードの数列機能を使うことで、nの値ごとに和の公式がどう変化していくかを確認するのに活用することが可能です。 | |
いろいろな数列 | |||
漸化式と数学的帰納法 | 漸化式と数列 | 漸化式モードの数列機能を使うことで、様々なパターンの漸化式を学習するのに活用することが可能です。 | |
数学的帰納法 | |||
確率分布 | 確率変数と確率分布 (確率変数の平均、分散、標準偏差) |
統計計算機能を呼び出し、データをシートに入力することで、各種の統計値を出力することができます。また分布機能を使うことで、様々な分布のグラフを描画することができ、手計算をしなくても計算結果を分析する力を養うことに活用することが可能です。 | |
二項分布 | |||
正規分布 | 連続型確率変数 | ||
正規分布 | |||
統計的な推測 | 母集団と評法 | ||
統計的な推測の考え (区間推定、仮説検定) |
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数理的な問題解決 | ー |
※高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説に従う
高校三年生(数学Ⅲ) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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数列の極限 | 数列 の極限 | lim機能や総和Σ機能に∞を入力することで、数列の極限を求めることができます。任意の数列が収束するか、発散するかを生徒自ら確認することに活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 ※数列が振動する場合は「UNDEFINED」と表示されます。 |
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無限等比級数の和 | |||
関数とその極限 | 分数関数と無理関数 |
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合成関数と逆関数 | |||
関数の値の極限 | |||
導関数 | 関数の和・差・積・商の導関数 | 微分の計算機能を使うことで、様々な関数の導関数を求めることができます。絶対値関数のように微分不可能な関数の存在を生徒自ら確認することに活用することが可能です。 ※微分不可能な場合は「UNDEFINED」と表示されます。 |
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合成関数の導関数 | |||
三角関数・指数関数・対数関数の導関数 | |||
導関数の応用 (接線、関数の値の増減、極大・極小、グラフの凹凸、速度・加速度) |
接線の方程式、法線の方程式、平均値の定理、ロピタルの定理などを用いる際に検算として活用することが可能です。 | ||
不定積分と定積分 (積分とその基本的な性質、置換積分法、部分積分法) |
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いろいろな関数の積分 | |||
積分の応用 (面積、体積、曲線の長さ) |
高校三年生(数学C) | 活用のポイント | 活用の例 | |
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平面上のベクトル | ベクトルとその演算 | ベクトルは、1×Nの行列、またはN×1の行列として扱われます。dotP機能、crossP機能を使うことで、ベクトルの内積や外積を計算することができ、作図機能と合わせて活用することが可能です。 ※数式処理機能は【有料機能】が使える状態になっていないと動作しません。 | |
ベクトルの内積 | |||
空間座標とベクトル (空間座標、空間におけるベクトル) |
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平面上の曲線 | 二次曲線(直交座標による表示) | 媒介変数機能を使うことで、サイクロイド曲線やアステロイド曲線、カージオイド曲線などを描画することができます。 | |
媒介変数による表示 | |||
極座標による表示 | |||
複素数平面 | 複素数の図表示 | - | - |
ド・モアブルの定理 | |||
数学的な表現の意義やよさ (図、表、統計グラフ、離散グラフ、行列) | - | - |
※高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説に従う